東野圭吾著「あなたが誰かを殺した」を読みました

東野圭吾さんの「あなたが誰かを殺した」を読みました。

楽しみにしていた加賀恭一郎シリーズ最新刊。

今作も加賀恭一郎目線で話が進んでいくのではなく、ある登場人物一人の目線から話が大まかに進んでいきます。

登場人物も多く、テンポよく進んでいきます。

いつの間にか読み手のはずの自分も物語の中に居て登場人物の一人になり

一緒の時間を過ごしているかのように思う作品でした。

最近、東野圭吾さんの同シリーズ「悪意」を読み返した後だったので加賀恭一郎という人物が時間と経験をもとに成長してる。と、思わせてくれました。

共通して言えることは今作で心に残った「加賀恭一郎の前では嘘はつけない」。

登場人物と一緒に今作の舞台を体験した自分も心から思いました。

「加賀さんに嘘はつけない」

今回も楽しく素敵な作品をありがとうございました。