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辻村深月著「琥珀の夏」を読みました

辻村深月さんの作品、好きです。

「琥珀の夏」を読みました。

今の時世にぴったりの作品なのかな。と思いました。

ある事件をきっかけに、幼い頃の「楽しい」思い出を持つ友だちと大人になってから「楽しい」と思えない状況で再会する。

主人公の現在の社会的立場から特殊な環境で育った幼い頃の友だちを救うべきか。

確かに幼い頃二人は「友だち」だった。

何も知らないふりをしていままで通りの日常を過ごすのか。

自分の決断で、周りの人にどれだけ影響がでるか。

主人公の迷いが読者にもよくわかります。

迷う理由は、いい思い出で友だちだったから。

自分だったら、どのような決断をして幼い頃の友だちと向き合うだろう。と考えました。

物語の二人がこの結末を選んでくれてよかった。

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この記事を書いた人

女性。
犬1匹&猫3匹と生活中。

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